履修にあたっては、1年次では一般基礎科目および学部共通基礎科目を中心に履修し、2年次では学科基礎科目を中心に若干のコース専門科目を、3年次ではより高度なコース専門科目を履修することにより専門知識をより深めていって、4年次での卒業研究へと繋ぐことができるようにしています。
卒業研究は学科の先生の研究室に所属し、研究テーマについて指導を仰ぎつつ研究に取り組み、問題解決能力を培いつつ卒業論文を完成させます。
また、動物危機管理学科では、伴侶動物、産業動物、実験動物、野生動物、動物園動物など様々な動物に関連する分野で活躍できる人材を育成するため、独自のサポート体制を備えています。
博物館学芸員(任用)の資格が取得できます。
本学は、キャンパスの目の前に太平洋や銚子ジオパークがあるため、フィールドワークを取り入れた実践的な講義を行っています。また、21世紀の社会に必要な危機管理力のある学芸員を養成することに力を入れています。
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在校生から科目に関するメッセージを参考にしてください。こちら→在校生からのメッセージ
身体の仕組みとその働きを知るために、肉眼もしくは顕微鏡を用いて構造と機能を各系統および器官ごとに学び、生体内での各器官の位置関係を理解します。
動物機能形態学実習では解剖学に引き続いて組織学が行われます。顕微鏡画像を高性能デジタルスライドとし、肝臓の組織を観察しています。40名が同じスライドを扱い、細胞の大きさの測定や計数も可能。
動物の福祉に配慮しつつ、マウスとラットの保定法、麻酔法、経口投与法、注射法、個体識別法あるいは安楽死法などの基本的実験手技の習得を目指します。
また、実験動物を飼育管理していく上で遭遇することのある病原体感染事故等の診断、病原体検出、あるいは治療の実際などについての技術も習熟させます。
動物病院などで動物看護師に求められる態度、診療補助業務内容等について学びます。
さらに、動物病院で行われている検査の方法や目的と適切な動物保定法、検査機器の安全で正しい取り扱い方法についても学びます。
本学では家畜(ウシ、ブタ、ニワトリ)を飼育していませんが、千葉県立旭農業高等学校に協力いただきながら、家畜管理(酪農、養豚、養鶏)についても実践を通して学びます。
生物学実験では、基本的な生物学の実験を行い、さまざまな実験器具の使用方法や、生物材料の扱い方及び生物科学の技術とその原理を身につけます。また、実験を通じて生物個体を構成する組織、細胞、生体成分などに関する構造と機能について学びます。
また、実験テーマの一つとして、キャンパス内の哺乳類調査(痕跡調査、自動撮影カメラによる調査、捕獲調査)も行っています。